
あれからちょうど三十年が経ち、悪霊たちの呪いから生還した今だから話せるが、あの頃の私はまさしく多重人格者であった。
更にノイローゼ状態となり、音響従事者としては致命傷である左耳中核には異常をきたし、不整脈で脈拍計は手放せず、遂に犯罪者の一歩手前にまでいっていた。
この体験を通じ、これらの現象は全てあの悪鬼魔人の仕業である事に間違いないと信じている。
そしてその根本的原因は、私が実際に起こしたと同様に魔のささやきによって立ち上げられた、世の中に多く存在する因果の破綻している金儲け主義の邪宗教、神社信仰にある。
いかにも「神様」を立て、その実態も、因果も破綻し幸福家庭、平和な文化を目指す、と標榜する団体に、個人に於いては真の幸福境涯を人生上に実現させ、国家に於いては豊かで平和な国に変えていけるという道理、筋道もない。そこに関わってしまえばその影響を受け、かえって不幸な人生/破綻国家へと変貌してしまうのである。
—————–今でも聞く、悪霊に騙され人を殺したり、自殺した人の話—————————-
世の中によくある「あいつがオレを殺そうとした!だから先に俺が殺らなければオレの方が殺されていた!」とか、「オヤジが『涅槃で待っている、早くおいで』と言っている・・・」(涅槃の世界など架空だが)と言って俳優が飛び降り自殺した事件。
また、『私の身に観音様が宿った!』といって宗教団体を立ち上げ、不幸にもその後、その本人も自殺してしまったという事件があった。
本文中にも挙げたが、現在執筆中においても今、国中を大きく騒がせているのが、戦後最大の事件とも言える『安倍元総理狙撃死亡事件』であろう。
ここまでの経緯に至った背景には、かなり遡ってみれば韓国人である「分 濁暗」氏が(ノー・キリステ)の再誕であると霊言によるお告げを受け、『分裂原理』なる単純な理屈を元に「分裂教会」という宗教団体を立ち上げた事に始まる。
他にも、
「大山陵法総裁は仏陀の再誕である」などという謳い文句を元に『不幸の科学』なる宗教(実際には収益目的の企業だが)を立ち上げた。
どちらも馬鹿げた有りえない邪義だが、それがどんな内容であっても霊言として耳元で囁かれればまことしやかに信じ込んでしまうものである。それが悪霊の仕業であり、これが世の中の全ての新宗教の生い立ちである。
私にも、この本で紹介した数々の奇怪な悪霊の囁き掛けの中に「あなた様はお釈迦様の生まれ変わりでございます/日蓮大聖人様の再誕でございます」などというお告げに、最初は本気で信じ込み、剃髪してお寺に向かおうとしてしまったが、世の中、こんなバカバカしいお告げでも、それを信じ込んでしまう輩がこのような呆れた新宗教を立ち上げているのである。
「(精神)分裂教会」の話に戻るが、その宗教的教義の基本は、
人間の祖先であるアダムとイブが紀元前の昔、悪(ヘビ)と交ぐわり、それによって全ての人類の血統は濁ってしまった。それを浄化させるために救世主「ノー・キリステ」が韓国に再臨した。それが教祖『分 濁暗』氏である。その教祖と女性が交ぐわれば(血分けの儀式)その濁った血は浄化され、真の幸福家庭が築ける、という道理である。しかし分氏もさすがに体が持たなくなったのか、血分けの儀式も男性(そのほとんどが韓国人)が教祖と手を重ね合い、それを血分けの儀とし、その人と結婚すれば幸せな幸福家庭となると変更したそうである。
こんな事で血が分け与えられるというのなら、献血も簡単だが・・・(笑)
そんな狂った道理、筋道で幸福となるはずもなく、結局は仕事もせず、DVを振るう男性ばかりが日本人と結婚できると入信させ、合同結婚式を行い、参加費男性七十万、日本人女性百四十万を資金源として更に勢力拡大している。
初めはヘビ(悪魔)の血が混ざった世の中全ての民衆の、その汚れた血を清らかに浄化するために救世主『分 濁暗』氏が降臨した、という教義を元に宗教団体『分裂教会』は立ち上げられた。
そんな まやかし教義をマトモに信じる人もおり、それが日本に流れ込み、以前騒がれた「霊感商法」を収入源として巨大組織化していったのである。
現在では『世界切捨分裂不幸家庭連合』と名称変更し、更に巧妙に日本の社会に入り込み、いまだにその霊感的な内容で言葉巧みに信者を洗脳し、献金させて莫大な収益を荒稼ぎしている。
(全ての不幸の根源はご先祖様の恨み。一代供養するのに七十万円。最低でも七代先まで供養しなければならないので、合計で四百九十万円かかる)
今回の安倍元総理狙撃事件も、その容疑者、被害者側共にその邪宗教に関わってしまったゆえの不幸な結末といえよう。
その原因こそが、
「悪霊の血統を浄化させて幸福が得られる」などという教えに、真の幸福な家庭や国家が築けるはずもなく、このようなあまりにも低劣な教義の内容にさえも、その宗教に対する知識のなさゆえ安易に関わり、騙されてしまう人が実に多い。
(政治家=国家公務員の立場にいながら私欲のためにこの様な狂った教義を根本とする宗教団体にさえも賛同してしまう)という事である。
私はにそのような、日本人の宗教に対する意識の低下がこのような前代未聞の凶悪犯罪が起こってしまう原因である事を確信する。
その為にも、是非とも真の宗教に対しての知識を深めてほしい。
世の中のたった一つの真実の仏法を除き、その他の全ての宗教(新宗教/仏教/神道/土着信仰/切捨教含め)はその組織の大小を問わず悪鬼が取り憑き翻弄させ巨大化し、やがて金儲け目的の神仏商法、或いは名誉欲に溺れた不幸の根源と化した邪宗教である。
それこそ、先に述べたように謳い文句にはあたかも「世界平和を願い・・・/幸福家庭の・・・/厄払いなら・・・/交通安全祈願、商売繁盛なら・・・」等々、上げたらキリがないほど立てている。
しかしその目的とは「神」或いは「仏」を利用しての収益であり、先に挙げた低下な教義を元とする「霊感商法」と何ら変わりない。それこそ、少しはその教義もまともそうには見えるが、その中身は邪な新宗教と同じく、単なる葬儀屋になり下がった、道理にも外れた利益も得られない悪鬼の取り憑く商売宗旨である。
その主な特徴としては、
● 様々なメディアを使って宣伝する。
● 賽銭箱がある。
● 大小様々な神札や御守りが、その大きさ順に価格を付け販売されている。
● あたかも、ご利益が有るがごとく神主や僧侶が祝詞やお経をパフォーマンス的に車などの物品に祈祷する。
●「交通安全菩薩、疫病払い菩薩、商売繁盛菩薩」等々、勝手な〇〇菩薩を立て 崇め奉る」
● 最初はいかにも文化的交流組織の場と見せかけ勧誘し、セミナーに参加していくうちに、悪霊が云々、神が云々と知らない間に宗教的洗脳を受け、次第に献金を余儀なくさせられる様になっていく。
等が挙げられる。
そんなところに、人々が幸せな人生を送れるようになる因縁も道理も筋道もない。
私の友人も良かれと思って愛車を「○○山」に行って祈願してもらった帰りに交通事故を起こし、株が値上がりするようにと、有名な「浅草○○寺」で祈祷してもらった途端、大暴落したそうだ。
また私の知人は「○○神社」で病魔退散のお祓いをしてもらったその年に癌にかかってしまった。
私の親友は視力障害を治そうと「○教○光」という名称に惹かれ入会した途端、奇怪な教えに従い、それが元で完全に失明してしまった。
その後もなんとか目が見えるようになればとの思いで「どんな悪しき因縁も断ち切り、どんな病も治す」という謳い文句に魅せられ「○山ねずみのみこと」という宗教団体に多額のお布施を払い、祈祷してもらったそうだ。しかし全く良くならず、そのなんの利益もない事に疑問を感じ、横浜の本部を訪ねると、対応してきたのは、なんと地元の「反社会的組織」の方々であり、その失明した障害者はさんざんに罵倒され、追い出されてしまった。
そのような、「病魔退散」だの何だのと、何の根拠もなく破綻した教義を立て、「信じる人は救われる」などと、あたかも「家庭平和、世界平和云々」という、小学校の道徳で習うようなごく当たり前な表看板を掲げ、いかにも正しいと思わせる金儲け主義の宗教団体があまりに多い。
そこに良かれと思って関わってしまえば、先の一例のように逆に災難にみまわれたり、高額の祈祷料や献金を払わさられたり、挙げ句の果てには悪霊に取り憑かれ、自殺追い込まれたり、生活破綻の末一家離散と、それこそ幸福どころか不幸な人生を送る事になってしまうのである。
そしてこれらの数々の宗教に纏わる奇怪な事件、果ては怨恨凶悪犯罪等も、全てはこの邪宗教と悪霊らの仕業である。
またこの著書中に一例として仮名で出てきた数多くの宗教団体も、初めはその悪霊の思惑に翻弄され、意のままに操られて発足したのである。
ところが多分には後になり教祖本人もその矛盾性に気付いた事であろうが、信者の手前すでに引くに引けなくなり、そのまま存続しているに過ぎない。
そしてまさしくその邪宗教を信じてしまった信者だけに留まらず、その家族も、また縁も所縁もない人々もその被害に遭って不幸な人生を送っている人も実に多い。
————–そのような邪な宗教にはけっして関わってはならない—————-
しかし真の仏教たる宗教を根本とするならば、いかなる悪霊の祟りによる不幸、不慮の災難、経済苦、それこそ重篤な病や、精神的疾患をも克服する事が出来るのである。
宗教は大切である。そしてその選択こそが大事である。
是非、皆さんにも唯一正しい宗教を学び実践されて、私達と共々に何ものにも紛動されない幸福境涯をつかんで頂きたいと切に願うものである。
そして私が地獄のような日々から脱出し、現在この上ない幸福な家庭を気築けたのも、一重に唯一正法たる仏法の真髄を信じ、多少なりとも勤行を実践し、仏道修行を行ってきたからに他ならない。
仏教典によれば、
【仁王経】(にんのうきょう)
「国土乱れん時はには先ず鬼神乱る。鬼神乱るが故に万民乱る。賊來て国を脅し、百姓亡喪し、天地異す」
(解説)
その国に不祥の事(疫病や経済的不況、テロや海外からの脅威等)が起こる前に先にその国を守護する働き(諸天の善神)が去り、そのために悪鬼が入ってくる。するとそこに住する民衆が影響を受け、正しい道理を見失い、国の主権を担う者も目先に振り回され判断を誤り、他国との政策に不協が生じ、国交にも影響を受け、その結果威力を持って脅かされる。そして更に百姓(国民)は亡喪し(被害にあい数多く亡くなり)天地異す(今までになかった自然災害/熱波、地震、大暴風雨、火山爆発)等が多く起きてくる。
と説かれているが、まさしく昨今の世相に当てはめてみれば一目瞭然と云えよう。
本文の中でも少し紹介したが、
【大集経】(だいしっきょう/大集経法滅尽品)
に於いては、
経典上では三つの災難が説かれている。
(解説)
- 疫病の難 伝染病がその国中に広まる/まさしく現在の収束の見えないコロナ・ウイルスの蔓延といえよう。
- 穀貴の難 穀類が高騰し、人々の暮らしが経済的に苦しくなる/これもコロナや、ロシア/ウクライナの紛争の影響等で益々悪化の一途をたどるであろう。
- 兵革の難 国どうしの戦争の事。特に日本はその要因はないと言えるが、仏教的には既に海外からの侵略を受ける因を積んでおり、いずれその影響を受ける事となる。
【薬師経】(やくしきょう)
この経典には、その国土に災難が起こる時、七つの難が競い起こると説かれ、
(解説)
- 星宿変怪の難 彗星等、多くの流れ星が現れる。令和四年四月、こと座流星群が発生したが、時を同じくしてロシア/ウクライナの紛争が激化する。
- 日月薄蝕の難 日蝕、月蝕の事。コロナ・ウイルスが発生する前月、確かに日蝕のニュースが話題となった。仏教的には凶相の瑞相とされる。
- 非時風雨の難 時ならぬ大雨、大風が吹く。これも今までにない大型大風が千葉県を襲い、また線状降水帯による被害により、球磨川、長良川等の多くの風光明媚な河川が氾濫し、多くの自然災害を起こした。
- 過時不雨の難 干ばつ等の災害。
- 人衆疾疫の難 伝染病 いわゆるコロナ・ウイルスの事。
- 他国侵逼の難 他の国から攻撃を受ける。これも日本は無縁であったと言えるが、様々な要因が重なりロシアより「非友好国」として敵視され、日本の海域内に於いてロシア軍隻が航行し脅威を受ける世相と激化してきている。
- 自界叛逆の難 国内に於いてクーデター、テロ行為が起こる。
まさしく過去に類を見ない程の戦後最大のテロ行為とも言える「安倍元総理狙撃死亡事件」
それは、世界的に見ても益々日本が不利な状況に置かれる事となる第一歩であろう。
—————-以上をもって、三災七難が全て揃い、日本に競い起きてきたと云える——————
本当に道理、筋道、正しい普遍性を有した教義に貫かれていない宗教に縁すれば、自分の人生が幸福となれる因果はなく、かえって恐ろしい結果となってしまう。その裏付けとして今回の私の身に起こった赤裸々な体験を一切の偽りなく書き上げ、またその内容に私なりに仮説「耳なし芳一物語の元となる昔話は事実だった」を立て、そこに仏教典を引用し分析、検証を加えてみた。
これが真実の仏教の大事を証明する一冊となり、また仏教の教義「正しい法(仏教)に背けば、善神は去り、その結果必ず地獄・餓鬼・修羅/三悪道の生命の状態に堕ち、悪鬼が入れ替わって鬼魅(きみ)に著せられる(※悪霊に取り憑かれたり、不慮の災難を招き寄せる/個人・国土共に)」
※鬼魅に著せられん
と仏教典に説かれており、自分の心根が濁り三悪道(地獄/餓鬼/畜生)の生命状態に陥ると、悪霊の声が聞こえたり、見えたりする現象)
それが、実際の私の体験で全て真実であったと断言する内容となった。
皆さんも是非この私の体験した事実を真摯に受け止め、今後のあなたの幸福な人生を送るためにも、私の今回の一例を元とし、またその他にもどんなかたちで災いが降りかかってこようが、それらを全て消滅させ、豊かな人生を築き上げる一助として頂きたいと切に願う次第である。
そしてこの、どのような悪霊や災難、不幸な諸問題からも免れる事の出来る真の仏教を、是非ともあなた自身が知って頂き、私が責任を持って共に本当の幸福境涯を送っていく事が出来る事を約束し、またその大願を願ってやまない。
日本に於いても仏教典に説かれている通り、更に混迷をきたし、生活しにくい世の中になっていく事は必然である。しかしそこを悠々と波乗りのごとく楽しんでしまう事が出来るのが、この仏法の実践である。
まずはこの本の出版をもってその唯一、幸福な人生を送る為の書籍「捨邪帰正のすすめ」(暁鐘編集室発行/定価三百八十五円)の布石とさせて頂く。
その本とは、私のように悪鬼に取り憑かれてしまった根本原因や、世の中に巻き起こる様々な不幸の根源を明かし、その解決法と幸福な人生を送っていく為の根本法をわかりやすく解説した一冊である。
●実際に 既に出版されておりますので、ご連絡を頂けましたら私が詳しくご説明の上、無料で差し上げたいと存じます。